
積み重ねは裏切らない✨サブ4の裏側
はじめての北海道マラソン。
出走前は不安だらけでしたが、走り出してみると不思議なほど安定していました。
5kmから30kmまでは1km5分前後のペース、30kmを過ぎても大きく崩れることなく、最後まで5分台をキープ。ゴール後には「初めてでこの安定はすごい」と多くの方から声をかけていただき、本当に嬉しかったです。
改めて実感したのは、毎朝のジョギング習慣が「一定で走る力」を育んでくれていたということ。一歩一歩の積み重ねが、42.195kmを支えてくれました。
もちろん反省もあります。初めてのガーミンを使いこなせず、ゴール後に時計を止め忘れてしまったこと。
そして持参したエイドでの補給が少なく、後半はエネルギー不足を感じました。習慣が力をくれると同時に、準備や工夫も欠かせないことを学びました。
走らない友人からは「長い道中、何を考えているの?」とよく聞かれます。振り返ると、沿道の花や空に意識を向け、心を整えていました。そして自然とセルフコーチングをしていたのです。
「苦しい時、どう乗り越えてきた?」
「あれだけのことを超えてきたんだから、これくらい大丈夫だよね?」
「次の1kmが夢につながるとしたら?」
そう問いかけることで、一番苦しくなる35km地点でさえ、逆にワクワクしながら自分と対話できました。
毎朝のジョギングは単なる運動習慣ではなく、思考の習慣でもあったことを再認識しました。身体を動かすことが心を整え、思考を前へと導いてくれる。これこそが、美習慣の力だと思います。
次の挑戦に向けて、また一歩ずつ積み重ねていきます。
美習慣コーチ® 長谷川 千尋