「年中夢休」子どもの卒業に思うこと 

今日は息子の中学の卒業式でした。
先週は娘の卒業式。続く節目に、また違う種類の涙が込み上げてきます。

雪がとける頃になると始まる野球の応援。
強い陽射しの中で声をからした日々。
体力作りのために、息子と一緒に走った道のり。
ときにはエスコンフィールドへ行き、二人で熱狂した時間もありました。

振り返れば、私の子育ての思い出の多くは、グラウンドのそばにありました。
ボールを追いかける息子の背中を見ながら、私自身もまた、母として成長させてもらっていたのだと思います。

そして今回、息子のおかげで、私は大切な恩師と再会することができました。
中学卒業のとき、羽田先生がくださった一通の手紙。その中の言葉です。

「君は間違ってない。人は、理不尽なことを受け入れられたとき、ひとつ大人になる。
君は間違ってない。」

あの頃の私にとって、その言葉は心のお守りでした。

人生の中で迷うとき、立ち止まるとき、何度もその言葉に支えられてきました。

今日は、直接その御礼を伝えることができ、胸がいっぱいになりました。

子育てで、私がいつも大切にしてきたことがあります。それは「たくましい根っこを育てること」です。

目に見える成果や結果よりも、どんな困難があっても折れずに立ち上がる力。

自分の信じた道を、もう一度歩き出せる力。

そんな“根”を育てたいと思いながら、子どもたちと向き合ってきました。

夢に向かって歩き始めた息子の背中を見ながら、
その根はきっと、もう静かに伸び始めているのだと感じています。

年中夢休。

夢を休まず追いかけながら、
どうか逞しく、深い根を育てていってほしい。

そして私自身もまた、子どもたちに負けないくらい、夢を追い続けていきたいと思います。

美習慣コーチ®︎ 長谷川 千尋

イラスト提供:SHIORIさん(@iropetit_shiori_illust)